電池式(クォーツ)の時計。止まったままにしておくと、液漏れを起こします。

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実店舗では電池交換の修理もしているんですが、本日ご来店のお客様の時計は残念ながら液漏れを起こしていました。「液漏れ」を起こすと、内部の部品が腐食を起こし、かなりの費用がかかる修理となります。この「液漏れ」を起こさないようにする方法、さらになぜ「液漏れ」が起こるかをご説明します。

「液漏れ」を起こさないようにする方法

●時計が止まったら早めに電池交換を行う。
これが一番大事です。時計が止まって、時間がたつほど「液漏れ」のリスクが高まります。タンスや引き出しにしまっている大切な時計、止まっていませんか?

なぜ「液漏れ」が起こるか

どうして「液漏れ」が起こるのかといえば、実は電池が爆発することを防いでいるんです。電池は化学反応で電気を生み出しているわけですが、電気を発生できない状態になるとガスが発生し、最悪爆発します。それを防ぐためにあえてガスが漏れるような構造にしてあります。
いやな「液漏れ」ですが、安全のために大切な機能なんです。

そして気になる修理ですが、軽い液漏れなら目に見える粉を取り払ったりすることで単純な電池交換で終わる場合もあります。

写真のような場合はまず粉が機械内部に入って要る可能性が高く「分解掃除(オーバーホール)」が最低必要になります。その他にあふれ出た液が「回路」や「歯車」などを腐食させてしまった場合は追加で「部品交換」が必要になります。
もっとひどい場合は文字盤まで染みてしまい、変色のため交換なんていうこともあります。

電池によっても状況が違います、G-SHOCKなどで使われるCRから始まるリチウム電池は液漏れを起こしにくい性質があります。

大切な時計が、内部で液漏れしていたなんて、とても悲しいですね。まずは時計が止まったら早めに電池交換を行う。これが一番大事です。

タンスや小物入れの奥にしまった「大切な時計たち」久しぶりに会ってみるのはいかがですか?

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